AFPLAブログ

東大・北京大・復旦大・ソウル大の政治学を専攻する学生によって運営されるAFPLA(アジア政治学学生協会)東大支部のブログです。

AFPLA 8th 大会報告

 こんにちは、井上です。

 

8月6~11日に、AFPLA 8th 北京大会に25人で参加してきました!

 

この大会のために、各分科会では4月から準備を積み重ね、

カルチャーパーティーの出し物やお土産の用意まで、

UT AFPLAの皆で頑張ってきました。

 

とうとう迎えた大会本番、初めて中国を訪れる人も多かったと思いますが、

どんな思い出を作って帰って来たのでしょうか・・・?

 

大会の感想はこれから参加者に語ってもらう予定ですが、

まず今回は私から、フォーラム全体の様子を紹介していきたいと思います。

 

〇初日:開会式&ウェルカムディナー

この日の飛行機で到着した私は、既に中国入りして観光旅行に出ていた東大参加者と無事に会えてほっと一息。さらには会場に入った瞬間、北京大をはじめ、何人もの他大学の過去参加者と目が合い、嬉しい再会を果たしました。

開会式では、各大学代表がスピーチに立ち、この大会に懸ける想いを語っていました。東大内でも、全体でも変化のさ中にあるAFPLA・・・今回が3回目の参加となる私自身も、この大会を通じて次代以降を担う人たちが少しでも活躍できるよう、その環境づくりに貢献したいとの気持ちを新たにしました。

 

〇2日目:ディスカッション①

大会のメインは、やはりディスカッション。

ファーストプレゼンで各大学から研究報告を行ったあとは、議長を中心にディスカッション開始。私の所属する社会分科会では、1,2年生の3人が初日にプレゼンを担当し、早速活躍していました。

各国の現状を共有する中で、関心の一致やずれも少しずつ見えてきました。どの大学も家族を中心とする社会の変化をしっかり捉えていると同時に、国の財政難を強く意識しており、学生にできる話を頑張ってまとめなくてはなぁと感じるスタートでした。

 

〇3日目:ディスカッション②&フィールドワーク&カルチャーパーティー

午前中はディスカッション、午後は各分科会のテーマに関連するフィールドワークを行いました。

中国初の大規模ケアコミュニティ、大手PCメーカーなど、普段はなかなか訪れることのできない場所を訪問した分科会もあり、それぞれ新しい発見があったようです。

 

そして夜には、お楽しみのカルチャーパーティーが!

各大学が伝統芸能やポップ曲、ダンスを披露して、場は大いに盛り上がります。

自国・地域の文化を発表するのかと思いきや、北京の人が台湾の歌を歌ったり、サザンのTSUNAMIを歌ってくれるソウルの人などもいて、こういうものは海を超えるんだなあと実感しました。

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東大は合気道演武とAKBの「恋するフォーチュンクッキー」を発表し、思った以上の反響がありました。その後、浴衣に着替えたものの、テンションが上がってそのまま再度舞台に向かってしまった私たち(笑)。

北京大スタッフの計らいにより、なんと浴衣でAKBを踊り直すことになり、他大学の観客も立ち上がって手拍子をしてくれたのは本当に嬉しかったです。

ちなみに大学対抗ゲームも、皆真剣に取り組んでいて東大が優勝した回がありましたね(笑)。(写真はその代表チーム)

後になって、いい夜だったな~としみじみ思い返してしまうような、とても楽しい時間でした。

 

〇4日目:ディスカッション③

ディスカッション最終日は、社会分科会では北京大学のカリスマ性溢れる議長が論点を整理してくれました。こうした優秀な上級生が引っ張ってくれるのがAFPLAの醍醐味で、どの分科会でもメンバーは多くを得たのではないでしょうか。

最後に東大として外さずに盛り込んでほしいことを何点か挙げて、ディスカッションは終了しました。あとは、明後日の最終報告に向けた準備となります。

 

〇5日目:観光

この日はいくつかのコースに分かれ、北京観光に出掛けました。

万里の長城や故宮などで、思い思いの時間を過ごしたようです。

大会前の観光からつかれを溜めて、体調を崩してしまっていた人もいましたが・・・

私は休日で人の溢れる頤和園や南羅鼓巷を廻り、北京大の過去参加者である卒業生にも会えて、とても旅行らしいゆったりした一日となりました。

 

〇6日目:最終報告会&閉会式

 ファイナルプレゼンは、ホールに集まった全体100人超の前で行われました。

どの分科会もこの3日間議論してきたことを、なんとかかたちにできていたなと思います。ただ、「初めて知った」「他の人を誤解していた」という気付きは、意外とこうしたかちっとした場では発表しづらいもの。プレゼンでは表に出てこないような部分こそ、持ち帰って大切にしてほしいなぁ、と感じました。

 

最後は閉会式でお土産交換や写真撮影をして、6日間のフォーラムは幕を閉じました。

夕方の飛行機に乗る人は、フェアウェルランチを取ったあとに北京大メンバーとお別れし、空港に向かいました。

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議論の折り合いがなかなかつかなかったり、体調を崩してしまったり、思い通りにいかないと感じたことはそれぞれあったと思います。

それでも常にどうすれば良いか自分の頭で考え続ける東大メンバーの姿は、見ていて心に響きました。

 

まずは無事に終えられて、本当に良かったです。

そして、一人一人が自分にとって、また来年の東京大会に向けて、何かしら得るものがあったなら、継続参加者としては嬉しい限りです。

 

皆さん、本当にありがとうございました&おつかれさまでした!!

 

また改めて他の人から感想をもらうことにして、今回はここで筆を置きたいと思います。

 

それでは、良い夏を^^/